一度は訪れたい街、ロシア・最大の都市モスクワ。私が大好きな街です。
何度も訪れる方は少ないかと思いますので、在住の方やビジネスシーンで訪れる方を除いたビギナー向け情報をご紹介します。
モスクワの気候
夏が短く冬は厳しく長いモスクワは、6月~8月の夏場がベストシーズン。朝晩は長袖が必要になる時もありますが、日中は半袖で過ごす事が出来ます。
冬は10月頃から始まり、3月下旬頃まで厳しい寒さが続きます。気温も1月下旬から2月は平均-12℃。寒波の影響があれば一気に-30℃位まで冷え込むこともあるようです。
そのため、個人的には9月をおススメします。短い夏が終わり、街路樹が黄金に色づき始めたかと思うと冬が到来するこの1か月間が、一番街が素敵になる時期です。
夜が長くなり、街灯や建物を照らすライトが眩くなり、道路には落ち葉が敷き詰められて、歩いているだけでも心が満たされてきます。
私が2回参加したモスクワマラソンも毎年9月末に開催。
レース開始前の朝方は一桁台の気温も、走り始めて日中が近付く頃には10℃前後になり、マラソンには最高のコンディションです。
モスクワで過ごす服装
春と秋は、日本の冬の始まりと同じイメージが大丈夫です。
ダウンやコートは不要ですが、朝晩の寒暖の差もあり日中も寒かったり風が吹いたりする事もあるので、ちょっと羽織れるものがあると良いです。
夏は、30度を超えて汗ばむ時もありますが、朝晩は意外に涼しかったりするので上から羽織るもシャツがあると便利です。
私の個人的な考えですが、やはり大きな街なので市内のあちらこちらに公園や雑木林があるので、東京や大阪のように熱が籠らないのも涼しい要因の1つかなと思っています。
冬は、言うまでもなく寒さが厳しく、最大限の防寒をおススメします。
一人旅向け、家族向けの食事
ファミレス的なストロヴァヤ(食堂) 「MyMy」
始めての土地へ旅行して、まず悩むのが食事です。一人旅だと入り辛かったり小さな子供と一緒だから入店することを遠慮したりと何かと気を遣います。
せっかくの旅先ですから、美味しい料理、その土地の料理等を食べたいですよね。毎回、素敵なレストランで食事するのも大変ですし、気兼ねなく利用できるお店があると嬉しいですよね。
MyMy (ムームー)
モスクワには、チェーン展開していてとっても利用し易い「MyMy(ムームー)」というカフェが市内に沢山あります。
- 店舗数・・・・モスクワ市内で43店舗(2019年時点)
- 営業時間・・・店舗によって異なるようですが、10時前後~22時前後
- 業態・・・・・セルフサービス。店内でトレーをスライドさせながら料理を選ぶスタイル。最後にレジがあります。
- 料金・・・・・日本円で1,000円前後で十分食べられます。
- 支払い・・・・現金、クレジットカードもOK
- メニュー・・・朝食、ランチセット、肉料理、野菜料理、デザート、飲み物、ピザ、サラダ、すしバー、パン等
- 配達・・・・・・ 950ルーブル以上 で無料。受付7:00~22:00。配達9:00~23:00
※アプリやメールでも注文できますが、観光で訪れた場合は言葉が分かりませんのでハードルが高いです。
お店の前には大きな牛のオブジェが置いてあり、店内のテーブルや椅子、スープのボウルなんかも牛をモチーフにデザインされています。会計の時には、小さなミルクのお菓子がもらえるのでお土産にもなります。
目の前に料理が並んでいるので、言葉が分からなくても食べたい料理を指さすだけでお皿に盛ってくれるので安心です。ボルシチなどのスープやピロシキといったロシア料理の定番から、日本人も食べ慣れたパスタや寿司ロールもあります。
一人で来ているモスクワっ子も多く、音楽聞きながら本読んでいたり、パソコン叩いたり、日本のカフェと同じ風景が見られます。場所によっては、小さな子連れのファミリーも多いので、来店層はファミレスに近いかもしれません。
モスクワ旅行の際、小腹が空いた時や一人でサクッと食べたい時、子供を連れても安心な店をお探しの時は、「MyMy」がおススメです。
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