私は、バンコクマラソンでマラソンデビューして以来マラソンを続けている訳ですが、今年(2020年)の初練習は、日本で言うところの皇居的な練習場所であるバンコクのルンピニ公園で行いました。
体験!ルンピニ公園で朝8時の決まり事!
ルンピニ公園はバンコク市内のほぼど真ん中に位置していて、周囲には日本大使館やアメリカ大使館、ドイツ大使館や、タイで有名な大学のチュラロンコン大学、そして日本人が夜遊びで訪れる有名な街・タニヤがあります。まさにバンコクの一等地にある公園です。
公園内は、約2.5キロの周回コースが設けられていて数百メートル毎にトイレもあります。
また、所々にストレッチや筋トレする器具もあり、冷たいドリンクを販売している屋台から揚げ物や炒め物を販売している屋台など沢山の屋台が朝早くから営業しているので、走り終わった後に飲んだり食べたりすることも可能です。
走っている人ばかりではありません。太極拳!?なのか分かりませんが、集まって舞ったりしている御婦人方や、何をする訳でもなく話し込んでいる壮年の方なんかも良く見かけます。
ルンピニ公園は、バンコク市民の憩いの場です。
ちなみに、冷えた500mlの水は8バーツ(約30円)でした。年々値上っている気がしますが、まだまだとっても安く購入出来ます。
さらに、皇居にあるようなランステ設備もあり、シャワーを浴びて仕事へ向かう事も可能です。私は利用していませんが、日本のような綺麗な建物では無いのでご注意ください。あくまでもシャワーを浴びられるって感じかもしれません。
国歌が流れれば全員ストップ!
バンコクに来た際、必ず朝7時頃には走りに行くことにしています。それは、日本では絶対に体験出来ない事が体験出来るからです。
既にご存知の方も多いかと思いますが、バンコクでは朝8時と夕方6時に国歌が流れます。この国歌が流れてきたら、歩いている人は立ち止まり、座っている人は立ち上がり、話している人は話を辞めて、皆さんが直立します。
今回も、走っていると聞こえてくる音。暫くすると、周りの人が一時停止のようになります。街の動きが止まる不思議な光景です。
また、皆さん同じ方向を見ているような気がします。おそらく、王宮の方向に向かって立っているかと思います。
この時間は、日本人の私にとっては何度体験しても不思議な光景です。でも、国歌が流れてくると全ての人がしっかり立ち止まって敬意を表するのは、素晴らしい習慣・文化です。
動いていても良い場合
車やバイクを運転しいる人などは、急に停止すると事故に繋がりますので止まらなくて良いようです。
ほぼ夏日和なので日中よりも早朝がオススメ!
年末年始のバンコクの気温は最低25℃、最高35℃でした。ほぼ日本の夏です。そのため、やはり日中に走ることは避けた方が良いです。
この時期だと6時過ぎに明るくなりますので、夜明けと同時に走り始めるのが一番オススメです。30℃といっても、乾季の時期なので湿度もそれほど感じませんので、とても気持ちよく走る事が出来ます。
私は、ルンピニ公園と1時間程走って、国歌を聴いて練習を終えるのがバンコクで練習する際の私のリズムです。
旅行中、特に海外へ行っている最中に走るのは、観光だけでは気が付けない街の顔や空気を感じ取れるので、必ず走ることにしています。
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