いよいよ本番当日です。
この時期のモスクワは、秋の終わりで冬の始まりです。朝方は2〜3℃で、日中暖かい時で13℃前後です。
晴天の中、サブ4目指して日頃の練習成果を発揮したいところでしたが・・・。
気温5℃! 雨風強い中で本番スタート!
今回のレース当日は、9月末にしては少し寒くて最低1℃、最高7℃で雨予報でした。そのため、参加する際は冬のレースに参加するつもりで準備しました。
3年ぶりの参加でしたが、ルジニキオリンピックスタジアムも 昨年(2018年)のW杯のお陰ですっかり綺麗になっています。
着替えのスペースは、前回は隣接の建物(体育館のような建物)が用意されておりましたが、今回はスタジアムのスタンド下のスペースだったので寒くて混んでて、とても着替えられる状態ではありません。
走る格好で来て、走ったママの格好で帰れば良いだけなんですが、スタートまで雨風から逃れる場所、ゴールした後に少し休める場所はあってしっかり欲しいもんです。
スタート地点のルジニキオリンピックスタジアムは朝7:00に開場され、スタートは朝9:00でゴールの締切は15:40。6時間40分以内に完走する必要があります。
今年の参加人数は約11,000人。他のレース同様に、自己申告の完走予定タイムによりスタートエリアが区切られています。Hゾーンの私は雨に打たれながら約20分は待ちました。もっと早く走れるようになりたいもんです。
観光名所を巡るコースを紹介!
モスクワマラソンのコースは、スタート&ゴールになっているルジニキオリンピックスタジアムからモスクワ川、白亜のロシア連邦政府庁舎、モスクワシティ、モスクワ動物園、モスクワ7シスターズの文化人、ロシア外務省、そしてクリムスキー橋を渡りゴーリキー公園とトレチャコフ美術館新館、芸術家アパートと続きます。この辺りでちょうどハーフを超える位です。
その後は、10キロ程度アップダウンが続きます。そして、有名なトヴェルスカヤ通りを通り、ボリショイ劇場、最後は右手にクレムリン、左手にモスクワ川を眺めて救世主キリスト大聖堂の脇を走りながらスタート地点でもあるルジニキオリンピックスタジアムまでとなります。
スターリンゴシック建築で有名なセブンシスターズは4つ、30を超える世界的に有名なアトラクションを見ながら走るコースは、走るだけでモスクワの観光名所を回れる大変お得なコースです。
モスクワマラソンの特徴は?
意外にしっかり高低差もあるので、30キロを越してくると結構疲れが溜まってきます。
一部狭いところや石畳のところありますが、大体は道路が広いので渋滞することもなく、その点はストレスフリーです。
4〜5キロ毎にエイドがあり、バナナ、オレンジ、水、スポンジが用意されています。最終盤にはコーラもあり、炭酸が良い刺激になります。
今回のように雨が降ると、この時期のモスクワはとっても寒いので、寒さ対策は必須です。
気になる沿道の応援は?
流石に、日本で開催されているレースと比較すると地味な感じもしますが、バンドやダンス、歌などの応援もありランナーの力になります
ハイタッチをしながら応援される方が多いです。
とっても嬉しい事に、駐在員のご家族なのか日の丸を振りながら日本語の声援もあります。これは、かなり元気になります!
夜には、スタジアムからは離れますが、モスクワで最も有名な街の1つであるアルバート通りでパーティーが開催され、完走メダルを持参するとメダルの裏にタイムを刻印してくれていました。
(私は、疲れて足も痛くて部屋で寝てましたが、、、)
今回、2回目のモスクワマラソン参加でしたが、歴史を感じる街並みを走れる素晴らしいレースだと改めて感じました。また、それほど参加フィーも高くないのも良い点ですね。
ただ、年々参加人数も増えているようなので、いつの日か抽選になってしまうのかもしれませんね。
是非、一度、皆さんもモスクワの大地を走ってみてはいかがですか!?
コメント