中国へ向けて出発です。
今回は、関空=杭州間で運航している長龍航空の臨時便を利用しました。
長龍航空は中国の浙江省杭州市に本拠をおく航空会社で2011年に設立、2012年から杭州=青島間で貨物の運航を開始したのが始まりのようです。
2019年からは日本便の運航を開始して、今は西安=中部、杭州=中部、杭州=関西で就航しているよう、現在では中国国内で約60都市、日本を含む海外8都市に就航しているようです。
今回、出発前に色々調べて中国へ渡航した方のレポートなども読みました。
行き先や航空会社により多少の違いは有るかもしれませんが、大きく異なることはありませんでした。以下はこれから向かわれる方の参考までに。
出発の機内では
まず機内に入ると全身防護服の客室乗務員の方がいます。その場で検温、手指の消毒を行い座席に向かいます。
最初は驚きますが、特別な事をしている訳では無いので乗客の皆さんも落ち着いています。
その後は、普段通り離陸して到着を待つだけでした。機内食も簡易的なもの(水とパン)が配られるだけで、全く通常と変わりはありません。
関空からなので直ぐに杭州へ。実質2時間半も掛からずに到着しました。
そして、到着後が普段と異っています。
着陸後は
まずは、そのまま座席に待機です。
皆さん、周知なのか誰一人立ち上がる人も居なく、落ち着いた感じです。
10分程すると前方の扉が開いて、防護服を着た職員の方が数名が機内へ入ってきてカウンターで人数を数えたりしています。
暫くすると、前方から3列ずつ位で機外へ出るように促されます。
荷物を持ち機外へ出るとボーディングブリッジを渡ることなく、そのまま脇にある階段で下に降りて外へ。至る所に全身防護服の職員が居るので、進む方向に迷うことはありません。
指示されるまま歩いていくと検疫のエリアになります。
まずは、関空で登録して発行されたバーコードとQRコードをスマホ画面に出すように言われ、スキャンされます。
次は、簡易個室が並んでいるエリアに移動、空いている個室に入るように言われます。こちらでPCR検査が行われます。
検査前に中国語と英語で書かれた用紙にサインするように言われます。内容的には、「全てに協力します」的なものでした。
サインしなければ先に進めないでしょうし、選択の余地はありません。しっかり日本語でサインいたしました。
検査後は、また別の場所に移動して1対1の面談になります。
この面談は自動翻訳しながら質問してくれるので、何も困ることはありません。特に難しことは聞かれずに5分程度で終了します。
そして、ようやく入国カードを記入して入国審査となります。
入国審査も普段と変わらないです。ただ、私は目的地が杭州ではなく上海だったので「招聘状を見せなさい」と言われました。
招聘状のコピーを持っていたので提出すると問題無しと言うことでスタンプを押してもらえました。
必ず招聘状や入国のスケジュール等は、スマホにPDF保存するか出力を持参するなどした方が良いです。
入国後は、いつも通り税関を通過すれば終わりです。
ロビーでは同じような防護服を着た職員の方が居て、「日本人はこちら」と自動翻訳機能が付いたマイクでアナウンスしていますので、そちらに行くだけです。
今回は13人の日本人の方と一緒で、この頃になると入国を果たした安堵感からか周りの日本人と談笑する余裕も出てきました。
隔離先へ行くバスの出発まで1時間ほど待ちましたが文句を言う方も居なく、はやく隔離先のホテルで落ち着きたいとの声が多かったです。
以下、簡単に中国渡航の留意事項を纏めます。
それでは、念には念の準備、最新の情報をチェックして無事故の渡航を!
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