日本のサラリーマンは幸せなのか?

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1999年に大学を卒業して今年で21年になります。この間、幸か不幸か途切れる事なくサラリーマンとしてサラリーを頂きながら生活してきました。

ちなみに私が大学卒業する時は、就職氷河期と言われていた時期で就職活動にかなり苦労した時代です。

当時は、ウィンドウズ98が出た頃でインターネットはダイヤルアップ。携帯電話が普及し始めた時代で、IT革命なんて言葉が巷に溢れていました。

先見の明がある人なんかは、デジタル業界に流れた事と思います。私は、業界の将来性や成長性などそれほど考えずに活動していたので、甘かったなと反省します。

このまま今の会社に勤めて生涯を終えるのかと考えた時期もありましたが、急激な時代の変化で稼ぐ手段も変わりました。

いつでも、何歳でもスタートすることは出来るので、新しい仕事に挑戦することにしました。

まさに今が過渡期で、その模様について記していきたいと思います。

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そもそも就職氷河期っていつ!?

1970年から1982年の間に生まれた世代で、1990年代から2000年代前半に社会に出たり大学を卒業した世代にあたります。2020年時点で、30代後半から40代後半の世代が該当します。

それより以前は、良く聞く「バブル」と呼ばれる華やかな時代であり、就職活動も全く違ったようです。

一人の学生が何社からも内定をもらい、内定辞退をさせないためにホテルに囲い込んだり、プレゼント攻撃したりと学生確保のために潤沢に費用を投下していた時代です。有効求人倍率も1倍を超える時代でした。

それと比較すると、この就職氷河期は地獄のような時代で内定が貰えればラッキーで就職浪人する人や就職出来ないために大学院へ進学する人もいました。

有効求人倍率は1993年から2005年まで 1 を下回り、1998年には新規求人倍率が0.9 まで下がる酷い環境でした。

当時は、バブルと呼ばれた時代と比較しても、新卒者が収縮するのは大変困難な時代で、社会保険が無いフリーターや派遣労働といった非正規雇用で稼ぐ人も沢山いました。

就職氷河期世代支援プログラム

2019年頃から、政府で「就職氷河期世代支援プログラム」なるものが動き始めております。

なんか今更感もありますが、政府としては全ての国民が幸せな暮らしを送れるように法整備、支援をするのが重要なので大切な事なのかもしれません。

ただ、少し厳しい見方をすると、就職氷河期世代だからと言って10年も20年も課題を抱えながら不安定な生活しているのは、個人の問題もある気がします。

ちなみに、厚労省の就職氷河期世代採用の募集案内を見ると、該当する人って居るのか?とか思ったりします。

そもそも公務員試験にパスするような人は既になんらかの形で稼いでいるでしょうし、どんな人が採用されるのでしょうかね。あと、あんな巨大な組織にこの手の施策で途中から働き始めて、馴染めるのかも気になりますね。出世レースとかに入れるんでしょうか??

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21年間で3社でサラリーマンを経験中

私は大学卒業後、3社で仕事をしてきました。契約社員、正社員、マネジメント職と色んなレイヤーを経験してきました。

会社の規模、売上、求められているスキル、業務の内容等、条件が異なるので一概に比較は出来ませんが、最初の転職をしたのは20代後半。入社した2社目では、約3倍の給与(年収700万)に跳ね上がりました。

ただ、今のような労働時間の管理も曖昧で拘束時間(残業)は半端ありませんでした。同年代の平均と比較すると貰っていた方かもしれませんが、満足かというと不満のほうが多かった気もします。この会社では、契約社員でしたので5年の満期で退職。

その後は3社目になる訳ですが、2社目のグループ会社にプロパー社員として入社(30代前半)。残念ながら、給与は8掛程度まで下がってしまいました。

楽しい事、嫌な事、様々ありましたが、それなりに満足いく仕事をしながら40前にしてマネジメント職へ。この頃ようやく2社目と同じ給与に戻り、超えてきました。

振り返ると給与は上っていない!?

21年間、給与は上ったり下がったりしながらスタート時と比較すると上ったのでしょうが、これで良いのか?と考えたりします。

稼ぎが全てと言う事はありませんが、好きな事、やりたい事をして稼ぐ方が人生豊になる気がします。

と言う事で、43歳にして遅すぎる事は無いと思い、まずはブログを開設。趣味のランニングのインスタ も開設。そして、新しい仕事へ挑戦することへ。

次回は、退職について書いていきます。

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