2020年8月現在、中国では、入国した場合、そのまま準備された隔離先のホテルへ連れていかれます。
隔離期間は2週間。場所や隔離先ホテルによって事情は異なると思いますが、これから中国へ行かれる方の参考までに隔離の準備についてお知らせいたします。
一体、隔離生活はどんな感じ!?
隔離期間は2週間に渡ります。原則、部屋に入った瞬間から解放(終了)するまでは1歩もドアの外に出ることは出来ません。
今回の隔離ホテルは、以下のような運用です。
食事か配られるとドアを数回ノックされますので、これが配られた合図となります。
勿論、配る方は防護服姿で配っており、連絡する事が無い限りは我々と会話することはありませんし、部屋に入ることもありません。
気になる方は、自分で洗濯をするしかありません。当然、洗濯機はありませんので洗面台での手洗いとなりますので、あまり大きなものは洗わず下着や小さめのタオル位しか洗えないです。
また、部屋の掃除もありませんので床、シャワー、洗面台などはキレイに使用する意識が大切です。
ゴミや配布された弁当の空き箱などは、適宜自分のペースでドア前の床に置くシステムです。1日1回、回収に来てくれます。
重要!隔離対策が大切!
隔離されると分かった状況で、一体何を準備すれば良いのか?基本的には、考えられるものは全部持って行った方か良いです。
今回、ホテルに用意されていたものは以下です。
こちらのホテルでは、水やタオルなどは一切ありませんでした。希望者は現金で購入するシステムです。
と言うことで、持参した方が良いものは以下の通りです。
もし会社関係や友人が居るならば、差し入れは可能ですので足りないものがあった場合は差し入れてもらったら良いかと思います。
中国に行く方なので、おそらくWechatはDL済かと思います。隔離ホテルでも世話してくれるホストの方、一緒に隔離される日本人全員でWechatグループが作られます。
水の購入依頼や何か依頼事があった場合は、このグループを通してホストに行います。また、1日2回の体温報告もこのグループを通して行います。
再び!PCR検査!
さて、隔離生活も終わりに近づくと再度PCR検査を受けることになります。今回は、抗体検査も受けました。
実際、今の中国でホテルに宿泊しようとすると、隔離先から発行される隔離証明書やPCRの陰性証明書が必要になりますので必ず受けてください。
これらの証明書は、チェックアウトする際に配られるので失くさないようにしたいです。
また、支払いはアリペイやWechatPay、現金か、担当する医療機関へ直接振込です。
私は、アリペイにしましたが、多くの方は会社から振込んで頂いたようです。この方法が一番安心かと思います。
長くて短い2週間
2週間の隔離について、どのように時間を使おうか色々と悩んでいましたが、振り返ると意外にあっという間でした。
隔離されているだけですので、普通に朝から仕事が出来ますし、自分のペースで休憩も出来ます。何よりこの静かな環境は素晴らしい限りです。
不思議なもので、2週間過ごした部屋にも愛着が湧いてきます。
ただただ、しっかり準備だけは怠らないことをおススメします。
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