2020年末、日本ではコロナの感染拡大が止まらない状況で一刻も早い非常事態宣言の発令を求める声が上がっていましたが、コロナ感染に最大限の注意を払いながら、仕事で東北6県を周ってきました。
福島県からスタートして、東北が誇る観光コンテンツを視察してきました。
コロナ禍で旅行へも行きづらい時代ですが、落ち着いた際は是非一度は訪れたい場所ばかりですので、紹介していきます。
冬の福島県・大内宿
JR東日本エリアでは、よく駅のポスターで紹介されている超有名スポットです。
福島県南会津郡下郷町大字大内にある、江戸時代における会津西街道の「半農半宿」の宿場の呼称です。
明治期の鉄道開通に伴って宿場としての地位は失いましたが、茅葺屋根の民家が街道沿いに建ち並ぶ同集落は観光地名として現在も残っていて福島県を代表する観光地の1つです。
東京からは、東北新幹線の新白河駅で下車して車で1時間半程です。
伺った時は寒波の大雪後ということもあり茅葺屋根には雪が積もり澄み渡る青空とのコントラストはただただ素敵で、大内宿全体を見渡せる小高い丘からの眺めはいつまでも見入る素晴らしさでした。
名物のねぎ蕎麦
大内宿には名物と言われる「ねぎ蕎麦」があります。
ぶっかけ蕎麦に大根おろしと鰹節がのった蕎麦をネギ1本で食します。
基本、生のネギは蕎麦と一緒に食べますが、食べる前にまずはネギでしっかり蕎麦と大根おろしと鰹節を混ぜます。よく混ざったら、ネギで上手に蕎麦をすくい上げて食べます。その際、ネギを勢いでかじると結構辛いので、ネギは少しづつ食べることがポイントです。
今回お邪魔したのは、大内宿の入り口近くに構える「三澤屋」さんです。勿論、外観は茅葺き屋根で、店内は昔を彷彿されるような畳の大広間となっています。
会津鉄道
大内宿まで足を延ばしたので、湯野上温泉駅から会津鉄道にも乗車しました。30分程の乗車でしたが雪原の中を走ったりするので良い体験でした。
湯野上温泉駅には無料の足湯も併設されていました。
なかなか都会では無いシチュエーションなので、列車を待つ間に冷えた足を温めていました。
江戸時代の趣きを残す大内宿は、やはり冬がおススメです。東京から3時間程度で着くきますし、日帰りでも十分に楽しめます。
次回は、岩手県の夏油高原スキー場などをお伝えします。
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