2020年5月、日本ではGWが始まりましたが、今年に限ってはなかなか特異なGWとなっている模様です。
「GWはステイホーム週間」なる新しい言葉が発表されて外出自粛が叫ばれ続けています。そんな中、欧米では少しづつ外出が許されるようになり段階的に経済活動を再開する国もあるようです。
転換!自宅待機から経済再開へ!?
さて、少しづつですが世の中の雰囲気が変わり始めてきた感じがあります。
日本では引き続き外出自粛を要請するようですが、各都道府県により実情が異なるため全国一律自粛ではなく地域によって変わる見込みのようです。
しかし、経済再開に舵が切られ始めたとしても、全く今までの様に生活や仕事の仕方が戻ることは無いとは思います。
危機から生まれる新ビジネス!
テレワークの導入が進みZOOMやスカイプなどのテレカンも普通に行われるようになりました。出前にシフトする飲食店も増え、街中ではUberEatsや出前館のデリバリー姿が良く目にします。
テレビ業界も大きく変わったと思います。出演者がリモートで参加して番組制作が行われるようになり、YouTube動画やテレカンを観ている感じです。今まで莫大なコストを掛けて大きなスタジオでセットを作り高額なカメラで撮りながら観客を入れ制作していたのが馬鹿みたいです。
おそらくこんな状況にならなかったら絶対に始まらなかった事かと思いますし、もはや電波に乗せる必要があるのかさえ疑わしいです。
そして、運動をする人も増えた気がします。失って気が付く事があるのかもしれませんね。ここにも新しいビジネスのヒントがありそうです!
今回の危機で、今まで必要と思って取り組んでいた事が無駄だったと明らかになったり、行動が制限される事で新しい欲求が人間の心に生まれる事が分かりました。
嘆いたり文句ばかり言う前に、今の現状を分析して時代の流れを予想することを意識すると、新しいビジネスに気が付いたりすると思います。
危機をどう過ごすかで、間違いなくこの先が変わってくるのでしょう。
どうなるインバウンド!?
多くの国で出入国の制限を設けているので、ビジネスや観光で自由に渡航が出来ない状況が続いています。
各国とも、国内での感染対策が最優先で、渡航制限の解除は経済活動再開の動きの中でも最後ではないでしょうか。
一部、外交や商用に限り優先的に渡航が許される場合も想定出来ますが、観光ニーズに応えるには慎重な判断がされることかと思います。
さらに今後、観光以外の分野についてもわざわざ長時間掛けて足を運んで会議を実施する必要性が見直される可能性が高いでしょうから、渡航の是非についてはより慎重になるかもしれません。
とは言え、長期間、家に居ることで運動がしたくなるのと同様に、旅行の欲求は全世界的に日に日に増しているはずです。
いつ自由に世界や日本国内を旅行出来るようになるかは不透明ですが、数年先と言うよりも近い将来だと予想します。
インバウンドビジネスは、ほぼ全ての業界が絡んでいます。
様々な業界で新しいビジネスや考え方が生まれているのと同様に、インバウンドが再開した際は他業界同様に新しいサービスがきっと生まれているはずです。
再び始まるインバウンドに、どう向き合っていくか!?今こそ考えて準備する時でしょう!
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