中国、やっぱり遮断!音声SNS「Clubhouse」

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2021年2月、突然、話題になったアプリがあります。

「Clubhouse」

既にご存知の方も多いと思います。アプリ自体は2020年の春にアメリカで登場した音声を使用したSNSです。

ここでは「Clubhouse」の説明は省き、中国での「Clubhouse」について考えてみます。

突然の遮断

2021年2月8日夜、中国で突然「クラブハウス」に繋がらなくなりました。

ご承知の通り、中国ではオンライン上の閲覧を規制する「グレート・ファイアウォール」で、Google、Twitter、フェイルブック、LINE等は利用が制限されています。

今回の「クラブハウス」が閲覧出来なくなるという突然の出来事も「グレート・ファイアウォール」で遮断されたのではないかとの懸念が上がっています。

では、なぜ中国当局は遮断に踏み切ったのか?

まずは、中国国内で「クラブハウス」の利用者が急激に増加しているためです。

そして一部の報道では、ウイグル民族と漢民族が話している内容が「クラブハウス」を通じて多くの人に聞かれたり、台湾や香港の問題など政治的な内容が自由に議論されていることから、中国内での影響拡大を警戒する中国政府が規制に踏み切ったとみられているようです。

相変わらず、手を打つのが早いです。

これに対して、中国政府は「インターネットは法に則って管理している」という見解を示してクラブハウスが利用出来なくなったことについて「把握していない」と主張しました。

VPNで利用できるのか?

VPNに接続してラブハウスは中国国内では利用できるのか?

ネット上では、VPNに接続することでクラブハウスが利用できるとの声も上がっている。しかし、年々、VPNの接続も厳しくなっているとの声も聞かれる。

政府が本気になれば、中国国内の政局や外交を理由に一気に遮断も可能だろうから、今後の行く末が気になります。

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