スーパーマーケット2021年12月売上99.2%
オール日本スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会、全国スーパーマーケット協会は1/21、12月のスーパーマーケット販売統計調査を発表した(集計企業270社)。
総売上高は、1兆1242億円で既存店ベースの前年同月比で2%のダウンで2ケ月連続のマイナスだった模様。2019年比較では、同じく既存店ベースで101.6%でプラス。
部門別でも、総菜を除いて軒並みマイナス。新型コロナウイルス感染症が流行してからは飲食店の営業時間短縮や休業も重なり内食化の傾いていたが、年末に向けて感染者数も落ち着いてきたこともあり外出機会も増加し外食の流れも活発になり内食が減少して食品合計がダウンしたり、帰宅後に簡単に済ませられることが出来る惣菜が人気だったことが伺える。
スーパーマーケット地方別売上高
地方別では、九州・沖縄地方除いて全国的に前年同月比でダウン。なかでも、近畿地方が約3%と一番ダウンしている模様。
百貨店売上は8.8%増
日本百貨店協会は1/25、12月の全国百貨店売上概況を発表した。
全国の売上高は前年比で8.8%で3か月連続のプラス。新型コロナウイルス感染者の減少継続を背景に、外出機運や消費意欲が高まったことが影響したと思われる。
インバウンド需要が無い中でコロナ前の売上水準まで迫ってきたのには、旅行や外食などが制限されていたため消費先を失ったお金が外出機会の増加も重なり衣料品、ラグジュアリ―ブランド、時計、宝飾品等に流れたことが伺える。
2022年は、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が流行しているので回復傾向にあった消費にどのような影響が出ているのか。まもなく1月の発表がある。